日立ハイテクノロジーズ杭工事に関する責任はいかほど? [事件]
1次下請けの企業が陳謝しました!!
神奈川・横浜市のマンションの施工不良問題で、
今まで話題に上がらなかった企業にスポットがあたっています。
その企業とは、日立ハイテクノロジーズです。
傾斜マンションに関しては、こちらでも書いています。
横浜・傾斜マンションはどこ?名前・施工担当者名・全国一覧リストは?
日立ハイテクノロジーズは、杭工事に関して、三井住友建設の1次下請けとして工程の進捗(しんちょく)や安全の管理などを請け負い、
孫請けとなる旭化成建材に杭工事を卸していました。
今までは、三井住友建設と、旭化成建材、その親会社である旭化成の
責任の所在について議論されてきたところではありました。
事件発覚後はじめて、日立ハイテクノロジーズについて
1次下請けをしていた日立ハイテクノロジーズの宇野最高財務責任者(CFO)は、
東京証券取引所で9月中間決算を発表した際に、
施工不良問題について陳謝する一方で、責任や事実関係は「調査確認中」と述べた。
とFNNが報じました。
調査結果の公表時期に関しても、「めどが立っていない」として、明言を避けたとのことですが、
調査結果の具体的な公表が求めれれることになりそうですね。
日立ハイテクノロジーズの杭工事に関して、なぜこのタイミングでは発表したのか?
タイミングよく、(日立ハイテクノロジーズにとっては悪く?)
中間決算報告を発表する時期で、1次下請けとして説明責任は免れないだろうと判断してのことだと思います。
今回の発表で、日立ハイテクノロジーズという企業にはじめてスポットがあたったわけですが、
建設業はその規模や、業務の専門性上、複数の企業がからんで工事が進めれれます。
そこでは1次請けや孫請けはごくごく一般的にあることです。
今回の事件で感じたことは、
目立つとこから叩かれる、つまり出る杭は打たれる!!
ってことですかね。
まぁ、今回は杭の打ち込みが不十分であったことが問題ですが(笑)
まずは、注目されるのは、
販売をした大元である三井住友建設
そして、直接工事に携わった、旭化成建材
ネタとしてマンネリ化してくるとその関連する企業
今回でいう日立ハイテクノロジーズのようになってくるのかもしれませんね。
すべての物事には、管理責任と実行責任があると考えていますが、
すべての管理責任はやはりトップにあると思います。
中間企業の役割ではどの程度までの責任を問われるのか?
どこまでの管理責任を負うのかは、やはりトップの三井住友建設の懐の広さが問われることになりそうですね!!
教訓
何かの上に立つものは、すべての責任を受け入れよう!!
以上
日立ハイテクノロジーズ杭工事に関する責任はいかほど?
でした!!
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